住所 | 〒940-2402 長岡市与板町与板甲627−甲 |
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楽山苑(らくざんえん)の中心建物である楽山亭は、三輪家11代当主・三輪潤太郎によって明治25年(1892年)に建てられました。三輪家の祖先は越中の豪士でしたが、加賀前田家との戦に破れ、その後長岡に移り住んだ際に大坂屋で働き、主人に認められ、与板に暖簾分されたと伝えられています。江戸時代は信濃川の河川交通を利用して商売を行い、米、塩、海産物を京都や大坂で販売し、帰りの荷で反物、薬、書籍等を運び、回船業や金貸等の商いで越後屈指の豪商となりました。そのため、楽山亭を「大坂屋の別荘」や「三輪家の別荘」と呼ぶ人もいます。
苑内には、楽山亭のほか、観音堂、積翠菴(せきすいあん)、良寛の歌碑があります。観音堂には室町時代の作と伝えられている十一面観音菩薩立像が安置されています。積翠菴は復元されたもので、元来のものは移設されて北方博物館にあります。良寛の歌碑は三輪家が良寛と親交の深かったことから置かれています。
※楽山苑の散策は無料で自由にしていただけますが、建物内部の見学は有料で事前予約が必要です。
※5月中旬には苑内をライトアップし、お茶会や演奏会などの催しが開催されます。ライトアップ期間中は事前予約不要かつ無料で建物内部を見学することができます。
【楽山苑(らくざんえん)】
・楽山亭(らくざんてい)
・積翠菴(せきすいあん)
・十一面観音菩薩立像(観音堂に安置)
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